制作事業

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第014回芸術祭(2021)に関する発表について

発表のとおり、今年の芸術祭は「異なる内容の開催へ向けて」準備を進めることになりました。残念です。

今回の経緯について動画が公開されています。説明している人物は、芸術祭事務局という立場ですが、ヒトココチの中の人と同じです。よろしければご覧ください。

一連のコロナ禍は、ヒトココチの事業に対する全否定、つまり「集まって楽しむ」という人間本来の欲求に強烈な制約を加えています。

この先どんな世の中が待ち受けているのか全くわかりませんが、今までのように何もかもを欲求に任せて、拡大路線というわけにはいかなくなるかも知れません。

吾唯足知(われただたるをしる)」の教えに従えば、ある部分は息を吹き返すものの、無理な部分は情報技術を活用して埋めていく。互いに負荷をかけあうことなく、満足のいく方法を探す。こんな感じでしょうか。

しかし、情報技術では再現できないものがあります。雨上がりの公園の匂い。もうもうと迫るもぐフェスの煙。肩を抱きあうフォークダンス。そこに価値があるからこそ、うちのカイシャがあって、ギョーカイがあって、みな人間として生きているのだと思います。

災禍が過ぎるのを祈るだけでなく、今回あぶり出された問題点に一つひとつ解決策を導き出しながら、それぞれの事業を進めていきたいと考えています。

元町公園で、「世界」に出会う。

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